「相続」と聞いて皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?たくさん財産があると相続税が大変そう、遺産争いになりそう・・・
でも、うちにはそんなに大した財産はないから問題ないだろう。そう思っていませんか?
まずは相続税について
国税庁のデータによると平成27年の相続税法の改正後、その年にお亡くなりになられた人のうち約8%の方に相続税が課税されています。財産の種類や用途、相続人の人数により異なりますが、ご自宅を含めて3,000万円以上の資産をお持ちの方は早いうちから相続税がかかるのかからないのか、かかる場合にはどのぐらいの税金がかかるのか試算をしておくと良いでしょう。また、配偶者の税額軽減や小規模宅地の特例により相続税額がゼロとなる場合でも、相続税の申告が必要ですのでご注意ください。
次に遺産争いについて
H26年の司法統計年報によると、相続分割事件の全体の中で、相続税がかからない方が大半の遺産総額5,000万円以下でもめている割合が約74.9%、驚くことに遺産総額1,000万円以下でもめている割合が約31.9%となっています。つまり、財産が多い方がもめてしまうわではないということです。また、私どもの経験則ですが、もめてしまったご家庭がもとから仲が悪かったかというと、そうでもなかったように思えます。つまり、相続を原因として争いになってしまうことは他人事ではないのです。
「相続税」は100人に8人の問題ですが、「相続」は100人に100人全員の問題です。相続は100人いれば100通りあると言われています。一部の情報や知識だけでは、結果として良い相続対策となるとは限りません。当事務所では相続診断協会に所属する各専門家(弁護士、司法書士、行政書士、土地家屋調査士、FPなど)と協力関係をはかり、各専門家の意見を取りまとめた最善の相続対策案を提供しております。相続税も、遺産争いも、事前対策で大きく結果が異なってきます。相続についても「備えあれば憂いなし」です。将来の心配事をなくすため、ご家族みんなが安心できるように備えてください。
初回のご相談では、まず相続についてご不明な点についてご回答させていただきます。現状をお聞かせいただき、相続税が課税される可能性について判断させていただきます。また、初回相談時には「相続診断」を行うことができます。簡単なチェックシートにご記入いただくことで、今後の問題点や対策などをレポートとしてお返しすることができます。
相続税がかかることが確実な場合には財産の棚卸しを行い相続税額を試算します。これにより納税資金がいくら必要か明らかになり納税資金の準備をしておくことができます。また、財産の棚卸しを行うことで、名義変更されていない不動産や把握していない財産がないか確認することができ、将来の遺産分割でご家族に負担をかけないように備えておくことができます。
生前相続対策には、節税のための対策、納税資金確保のための対策、遺産分割のための対策、の3つがあります。ご相談者様のご希望やご家族の状況などをうかがった上で、無理のない対策案をご提案させていただきます。なお、税務以外の他の専門分野については、提携先の各専門家との協力して最善の対策案をご提案させていただいております。
然るべき時が訪れ、相続開始となった場合には、正確な相続税の申告を代行いたします。生前にご相談をいただいていない場合には、この時にしっかり時間をかけてヒアリングをさせていただきます。相続税申告を得意としている当事務所では、適正な評価減や特例の適用など検討し可能な限り有利な納税額を算出します。また、状況に応じて税理士法第33条の2に規定する書面添付を行い、税務調査となる可能性を極力低くします。
初回のご相談 |
無料 |
二回目以降のご相談 |
11,000円/時間 |
ご相談の結果、相続税の試算、生前対策、相続税申告が必要となった場合の報酬は下記のとおりです。
相続税試算 |
132,000円~ |
相続対策プランニング |
55,000円~ |
相続税申告 |
550,000円~ |
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。